トイプードルは小型犬ながら運動量が多く、ご飯もよく食べます。
しかし、与え過ぎたらお腹を壊したり、肥満になったりするので注意が必要です。
一度に与えるご飯の量や1日の食事回数には気を配りましょう。
今回は、生後2ヶ月・3ヶ月のトイプードルのご飯の量について詳しく解説します。
もくじをタップすると見たいところまで飛ぶことができるので便利です。
生後2ヶ月・3ヶ月のトイプードルのご飯の量は?
ドッグフードの量はトイプードルの体重で決めます。
個体差はありますが、体重は生後2ヶ月でおよそ1.0〜1.2kg前後、生後3ヶ月で1.2〜2.0kg前後です。
量はドッグフードメーカーによってg数がまちまちなので、体重をもとにドッグフードの袋に書いてある量をあげます。
袋に書いてある量は1日分ですので、その量を3~4回に分けて与えます。
先ほど述べたように、子犬の胃はまだ小さく、消化機能も未熟です。
1日に3~4回に分けて与えることで、胃腸に負担をかけず、栄養をしっかりと吸収することができます。
ご飯の量が生後2ヶ月・3ヶ月のトイプードルに足りてるかどうかの見極め方
生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルのご飯の量が足りているか、反対に与え過ぎていないか、気になりますよね。
ご飯の量が足りない場合、与え過ぎている場合、生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルはどのような状態になるかを見ていきましょう。
ご飯の量が足りない場合
ご飯の量が足りない場合は以下のような症状がでます。
- フンがコロコロと固い、もしくは量が少ない
- フンを食べてしまう
- 身体を触ってみると背骨や肋骨が明らかにわかる
- 元気がなく、感染症にかかりやすい
生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルはまだ子犬なので、栄養が豊かなご飯を適量食べないと健康に育ちません。
また、免疫力が低下するので病気にかかりやすくなってしまいます。
ご飯を与え過ぎている場合
ご飯を与えすぎている場合は以下のような症状がでます。
- 軟便、下痢を起こす
- 嘔吐する
- 体重が生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルの平均値より大幅に重い
ご飯を与え過ぎると、まずフンに現れます。
軟便や下痢、嘔吐をするようなら、ご飯の量を減らしましょう。
そうしないと、胃腸に負担が掛かりすぎて、健康を損ねてしまいます。
生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルのご飯はふやかして与える
生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルにはご飯をふやかしてから与えてください。
消化器官が未熟な生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルが、ドッグフードの栄養を残さず吸収する為に必要なことです。
また、生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルは食事も早く、ドッグフードを飲み込むように食べてしまうワンちゃんも多くみられます。
ふやかすことで喉に詰まってしまう予防にもなります。
さらに、ふやかすことで肉の様な食感や良い香りが出るので、生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルの食欲を出すこともできるのです。
ふやかしたお湯はそのまま与えます。
生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルの水分補給にもなるからです。
ドッグフードのふやかし方は以下の手順でおこなってください。
- ドッグフード1回分をお皿等に入れる。
- 一度沸騰させて冷ました30℃~40℃のお湯を、ドッグフードのてっぺんが見える程度(ひたひた状態)に入れて待つ。
- 指でつぶせる柔らかさになっら与える。浸していた水分も一緒に与えます。
ふやかしたご飯を与える際の注意点
ドッグフードは熱湯や水でふやかさないで下さい。
熱湯ではある種の栄養素が壊れてしまいます。
水では生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルのお腹が冷えて、お腹を壊す恐れがあります。
また、一度ふやかしたドッグフードの残した分は捨てて下さい。
水分を加えたことで、ドッグフードは傷みやすくなっているので、次に与えたりしないようにしましょう。
生後2ヶ月・3ヶ月のトイプードルのご飯の量まとめ
今回は、生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルのご飯の量について解説しました。
生後2ヶ月3花月といえば、まだ人間では赤ちゃんから幼児くらいの時期です。
原則として、ご飯の量は生後2ヶ月3ヶ月のトイプードルの体重に合わせて与えます。
体調によって、量を増やしたり減らしたり調節しましょう。
ドッグフードをふやかすのも生後3ヶ月までのことなので、それまで頑張ってふやかしてあげて下さい。
生後2ヶ月3ヶ月を過ぎれば、身体も徐々に成犬に近付いていくのでごはんも成犬と同じにしていきます。
それまでは、健康な身体を作るためにもご飯の量や固さに注意して育ててあげましょう。